bmr

bmr>ARTIST db>TOKiMONSTA

ARTIST db

TOKiMONSTA

TOKiMONSTA

トキモンスタ

米ロサンジェルスで2010年前後に注目を集めるようになったLAビート・シーンの盛り上がりを支えるアーティストのひとりとしても知られる韓国系アメリカ人の女性DJ/プロデューサー/ビートメイカー。本名はジェニファー・リー(Jennifer Lee)で、「トキ」は韓国語でウサギを意味するトッキ(토끼)に由来するため、アーティスト名はウサギのモンスターの意。エレクトロの要素を取り入れつつ、ヒップホップを経由したレイドバックした重いビートと、それに相反するかのような美しいメロディで人気を博す。

幼少期からクラシック・ピアノを学び、また土地柄、西海岸ヒップホップの影響を大きく受けて育つ。カリフォルニア大学アーバイン校でビジネスを学んだ彼女は、在学中に趣味でビートを作り始めるようになった。当初はミュージシャンになるつもりはなく、卒業後はTVゲーム販売会社で働いていたが、ヒップホップ系ワークショップ「Project Blowed」や、LAビート・シーンを牽引したパーティ〈Low End Theory〉を知り、自分の音楽を作ることに力を入れるようになり、2009年にゲーム会社をリストラされたことから本格的に音楽の道へ進む。

〈Low End Theory〉で自身のリミックス等をプレイし始め、人気のDJになると、2010年に日本のListen Upからデビュー・アルバム『Midnight Menu』を発表。韓国の伝統的な楽器などアジアの要素も取り入れたスタイルで、他のビート・ミュージックのアーティストたちと一線を画す世界観を提示し、話題となった。また同年にロンドンで開催された〈Red Bull Music Academy〉に生徒として参加したほか、フライング・ロータス(Flying Lotus)にその才能を認められ、Brainfeeder初の女性アーティストとして契約し、翌年にEP『Creature Dreams』をBrainfeederからリリースした。2013年には、Ultra Recordsからセカンド・アルバム『Half Shadows』を発表している。

2014年に自主レーベル Young Art Recordsを設立。男性が多い音楽業界において、実験的な精神を持った気鋭のビートメイカーであり、レーベルオーナーとして活躍している。
(photo by Theo Jemison)