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Labrinth

Labrinth

ラブリンス

イギリスはノースロンドンを拠点に活動する英シンガー・ソングライター/プロデューサー。2010年にプロデュース&ゲスト参加したタイニー・テンパー(Tinie Tempah)の“Pass Out”が全英チャート1位の大ヒットになったほか、ザ・ウィークエンド(The Weeknd)、リアーナ(Rihanna)らのプロデュースを手がけている。また自身もアーティストとして、全英1位になった“Beneath Your Beautiful”などのヒット・シングルを放っており、ゲーム音楽の影響を受けたエレクトロニックなグライム~ヒップホップから、ゴスペルの影響を受けた繊細なバラードまで、その音楽性は幅広い。

1989年1月4日、イーストロンドンのハックニー区生まれ。本名はティモシー・マッキンジー(Timothy McKenzie)という。10人きょうだいの末っ子で、姉は歌手のシェザー(Sherelle “ShezAr” McKenzie)。幼い頃からアメリカのゴスペル・ミュージックを聴いて育ち、地元の教会で自然とピアノやベース、ドラムなどの演奏を身に着けたという。13歳の頃にはビートを作り始め、ストーク・ニューイントン・スクールに進学して本格的に音楽を学び始める。19歳の時には、サウスロンドンのラッパー、マスター・ショーティ(Master Shortie)のデビュー・アルバム『A.D.H.D.』をラブズ(Labz)名義で全面プロデュース。2009年に発売されたこのアルバムをきっかけに、ソングライター/プロデューサーとして音楽出版社と契約し、プロデューサーとして躍進を始めるようになる。

2010年2月には、タイニー・テンパーのデビュー・シングル“Pass Out”がリリースされると全英チャート初登場1位というセンセーショナルなデビューを飾り、プロデュースだけでなくボーカルでも参加したラブリンスにも注目が集まるようになる。続くシングル“Frisky”も全英チャート最高2位となり、同年10月に発売されたタイニーのデビュー・アルバム『Disc-Overy』は全英チャート初登場1位のヒットになったほか、“Pass Out”が2011年の〈BRIT Awards〉で最優秀シングル賞に輝くなど反響を巻き起こした。

また2010年は、ディジー・ラスカル(Dizzee Rascal)らが参加した、FIFAワールドカップの非公式アンセム“Shout”をプロデュースし、全英チャート初登場1位のヒットに。そして、プロデューサーとして頭角を現したラブリンスに、『アメリカン・アイドル』、『X Factor』などの審査員としても知られるサイモン・コーウェルから声がかかり、彼のレーベルであるSyco Music/Sonyと契約。同年9月には自身のデビュー・シングル“Let The Sun Shine”をリリースして全英チャート初登場3位となり、アーティストとして華々しいスタートを切った。続けて翌年10月にはタイニー・テンパーとの“Earthquake”が全英チャート初登場2位となるなど好調を記録し、2012年4月に満を持してデビュー・アルバム『Electronic Earth』を発売。全英チャート初登場2位となったほか、シングルカットされたエミリー・サンデー(Emeli Sande)との“Beneath Your Beautiful”が、発売当初は振るわなかったもののエミリー・サンデーのブレイクと共に再注目され、同年10月になって全英1位まで上昇した。自身名義の楽曲としてはこれが初のナンバーワン・ヒットとなる。

こうしたアーティスト活動の傍ら、ミズ・ダイナマイト(Ms. Dynamite)の“Neva Soft”などプロデュース業も続け、2012年11月に発売されたリアーナの『Unapologetic』では“Lost In Paradise”をスターゲイト(Stargate)と共同プロデュースしている。またこの年は、アッシャー(Usher)やジョン・レジェンド(John Legend)とのスタジオ入りも明らかになり、アッシャー新作に楽曲を提供していると報じられたが、これらのリリースは実現しなかった。

以降、タイニー・テンパーなどのプロデュース、シグマ(Sigma)やカイゴ(Kygo)らの作品へのゲスト参加などと並行して、ニュー・アルバムに向けて自身の制作を続けており、2014年に発表した“Jealous”は、チャート成績こそ全英チャート最高7位だったものの、痛みを生々しく表現したピアノ・バラードで新しい一面を見せ、また『X Factor』で挑戦者が取り上げるなど広くカバーされる人気曲となっている。また、2015年にはザ・ウィークエンドの大ヒット作『Beauty Behind The Madness』の“Losers”にゲスト/共同プロデューサーとして参加したほか、続く『Starboy』でも“Stargirl Interlude”の共同プロデューサーとして起用された。