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Keke Palmer

キキ・パーマー

キキ・パーマーはイリノイ州出身の女優/歌手。2006年の主演映画『ドリームズ・カム・トゥルー』などで知られる。本名はローレン・キヤナ・パーマー(Lauren Keyana Palmer)で、キキは姉に付けられた愛称。

シカゴ南部のロビンズで1993年に生まれる。両親はいずれも元役者で、演劇学校で知り合った仲だという。幼少期から教会で歌の才能を発揮していたほか、幼稚園の演劇で主役を務め、両親はキキに特別な才能があると感じていた。9歳で『ライオンキング』の舞台のオーディションを受けるなど子役として活動を始め、2004年にはアイス・キューブ(Ice Cube)主演映画『バーバーショップ2グッド!』(原題『Barbershop 2: Back in Business』)で、クイーン・ラティファ(Queen Latifah)演じるジーナの姪っ子の役で銀幕デビューを飾った。

この出演をきっかけに家族でカリフォルニアへと引っ越し、2004年~2005年には『コールドケース 迷宮事件簿』、『ダナ&ルー~リッテンハウス女性クリニック』(原題『Strong Medicine』)、『ER緊急救命室』、『LAW & ORDER:性犯罪特捜班』といったドラマ作品に出演するなど女優としてキャリアを築き始める。中でも、ジャッキー・グリーソンの62年映画『ジゴ』のリメイクとして製作された2004年のTV映画『The Wool Cap』では、重要な役割を担う少女ルーを好演し、全米黒人地位向上協会(NAACP)による〈NAACP Image Awards〉の2005年の第36回で最優秀女優賞(TV映画等の部門)にノミネートを受けている。そして2006年、『ドリームズ・カム・トゥルー』(原題『Akeelah and the Bee』)で主演。単語の綴りの正確さを競う「スペル・ビー」に挑戦する11歳の少女アキーラを熱演し、2007年の第38回〈NAACP Image Awards〉で、『ドリームガールズ』のビヨンセや『ボルベール〈帰郷〉』のペネロペ・クルスを抑え、弱冠13歳にして見事に最優秀女優賞(映画部門)に輝くなど絶賛された。

また元々は歌手志望だったこともあり、『アメリカン・アイドル』のスピンオフ番組『American Juniors』に挑戦するも、オーディション・シーンすら放送されないという苦汁を味わったが、2005年にはAtlantic Recordsとのメジャー契約を獲得。『ドリームズ・カム・トゥルー』のサウンドトラックには彼女のデビュー・シングル“All My Girlz”も収録されている。2006年にはベン・スティラー主演映画『ナイト ミュージアム』のエンドソング“Tonight”を歌っている(US版のみ)。

2005年にはディズニー・チャンネルと契約し、2007年に放送されたTV映画『ジャンプ・イン!』でコービン・ブルーとW主演。サウンドトラックには“It’s My Turn Now”と“Jumpin’”の2曲を提供した。またこの2007年には、リュダクリス(Ludacris)とメアリー・J.ブライジ(Mary J. Blige)による大ヒット曲“Runaway Love”のミュージック・ビデオに女優として出演し、11歳で妊娠した少女エリカを演じている。

2007年にはサミュエル・L・ジャクソン主演映画『ザ・クリーナー 消された殺人』でサミュエル・L・ジャクソン演じる主人公トム・カトラーの娘ローズ役を演じるなど女優として好調に活動を続ける一方で、2007年9月にAtlanticから歌手デビュー・アルバム『So Uncool』を発表。14歳でのデビューだった。ヒットは記録しなかったが、“How Will I Know”のソングライターにはT.Kuraも名前を連ねたことが日本で話題になった。

アルバムの不発に反して、女優としてはますます活躍していく。リンプ・ビズキットのフレッド・ダースト初監督映画として話題になった『奇跡のロングショット』でアイス・キューブとW主演し、ニコロデンでは主演シットコム『True Jackson, VP』が2008年から2011年まで3シーズンに渡って放送。後者は、〈NAACP Image Awards〉で2009年の第40回から2012年の第43回まで4年連続で、若者による最優秀パフォーマンス賞(TVシリーズ等の部門)に輝いている。その後も、『アイス・エイジ4/パイレーツ大冒険』、『アイス・エイジ5/止めろ! 惑星大衝突』で声優を務めたほか、『ジョイフル♪ノイズ』、Netflix映画『インペリアル・ドリーム』、『ブラザリー・ラブ 兄弟の絆』といった映画や、『グリース』の生放送ミュージカル番組『Grease: Live』などに出演。2013年にはTLCの伝記的なTV映画『CrazySexyCool: The TLC Story』でチリ役を演じたことでも話題になった。

音楽活動も、2011年に『Awaken』、2012年に『Keke』とミックステープを発表するなど地道に活動を続けており、クワイアを描いた映画『ジョイフル♪ノイズ』ではマイケル・ジャクソンの“Man In The Mirror”のカバーを披露したり(サウンドトラックも発売)、フィラデルフィアを舞台にした映画『ブラザリー・ラブ 兄弟の絆』ではフィリーに関連して同地の名曲のカバーをsoundcloudに公開するなど、映画に絡めた音楽活動も多い。だが、2015年にIsland Recordsへの移籍を発表したのを皮切りに本格的に音楽活動に力を入れ始め、2015年に移籍第一弾シングル“I Don’t Belong To You”をリリースしたのに続き、2016年は、ジェレマイ(Jeremih)をゲストに迎えた“Enemiez”の発表、2009年~2010年にレコーディングしていたもののお蔵入りとなっていたアルバム『Waited To Exhale』の無料公開、ショーン・ギャレット(Sean Garrett)全面プロデュースのEP『Lauren』のリリースと多くの話題を振りまいた。また、2017年には、ミーゴス(Migos)のクエヴォ(Quavo)が参加したシングル“Wind Up”を発表している。