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Shad

シャド

ケニア生まれ、カナダ育ちのオルタナティブ・ヒップホップ系実力派ラッパー/プロデューサー。フルネームはシャドラク・カバンゴ(Shadrach Kabango)で、シャド・Kとも呼ばれる。

1982年、ルワンダ共和国出身の両親のもと、ケニア共和国で生まれたが、カナダはオンタリオ州で育つ。ウィルフリッド・ローリエ大学に進学し、在学中にカナダのラジオ局主催のタレント・コンテストに挑戦し、見事優勝。その賞金を使って2005年に『When This Is Over』を自主リリースし、デビューした。

これをきっかけにカナダのヒップホップ・レーベル Black Box Recordingsと契約。2007年にはセカンド・アルバム『The Old Prince』を発表する。同作は、2008年4月に開催された、「カナダのグラミー賞」とも呼ばれる〈Juno Awards〉でラップ・レコーディング・オブ・ザ・イヤーの候補に。また、カナダでその年発表されたもっとも優れた作品に贈られる〈Polaris Music Prize〉(2008年)の候補にも選ばれたほか、『ベルエアのフレッシュ・プリンス』のオープニング部分にオマージュを捧げた“The Old Prince Still Lives At Home”のミュージック・ビデオも、2009年の〈MuchMusic Video Awards〉で最優秀ヒップホップ・ビデオ賞の候補となるなど話題になった。

2010年には3rdアルバム『TSOL』を発表。同作は米インディ・レーベルのDecon Recordsからも発売された。またこの『TSOL』も、2010年の〈Polaris Music Prize〉の候補となるなど高く評価され、2011年の〈Juno Awards〉ではドレイクの『Thank Me Later』を破り、ラップ・レコーディング・オブ・ザ・イヤーに輝く。2013年には4作目『Flying Colours』を発表し、〈Juno Awards〉におけるラップ・レコーディング・オブ・ザ・イヤーや〈Polaris Music Prize〉の候補となった。

2016年にはユア・ボーイ・トニー・ブラクストン(Your Boy Tony Braxton)という変名で、ロック・アルバム『Adult Contempt』を発表。また、ヒップホップの成り立ちからギャングスタ・ラップの創生まで、主に80年代を中心にヒップホップの初期の歴史をインタビューを通して掘り下げるTVドキュメンタリー番組『ヒップホップ・エボリューション』のホスト役を務めるなど幅広く活躍している。なお、『ヒップホップ・エボリューション』は後にNetflixでも配信され、ドキュメンタリー作品として様々な賞を手にしており、2016年には優れた放送作品に贈られるピーボディ賞でドキュメンタリー部門で受賞。2017年にも第5回〈Canadian Screen Awards〉で芸術ドキュメンタリー部門(TV番組)で受賞した。

2018年には、シャド名義としては5年ぶりのアルバムとなる新作『A Short Story About A War』をリリース予定。“The Fool Pt 3 (Frame Of Mind)”ではケイトラナダ(KAYTRANADA)とコラボレーションしたことも話題を呼んでいる。