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Lalah Hathaway

Lalah Hathaway

レイラ・ハサウェイ

ダニー・ハサウェイ(Donny Hathaway)の娘としても知られ、ジャズ、R&B、ソウル、ヒップホップなど様々なジャンルで無二の歌声を響かせる女性シンガー。本名はユーローラ・ドニル・ハサウェイ(Eulaulah Donyll Hathaway)。

1968年12月16日、ダニー・ハサウェイと妻ユーローラのあいだに生まれる。10歳の誕生日を迎えた翌月、1979年1月に父ダニーが他界した。父同様にミュージシャンの道を志し、バークリー音楽院に進学。在学中にVirgin Recordsと契約し、1990年、21歳のときに『Lalah Hathaway』でデビューする。R&B作品だったデビュー・アルバムは、“Heaven Knows”、“Baby Don’t Cry”などがR&Bチャートでヒットを記録。その後もR&B路線だったが、一方でマーカス・ミラー(Marcus Miller)からピート・エスコヴェード(Pete Escovedo)、ザ・ワイナンズ(The Winans)など幅広い作品に客演し、Virginを離れて1999年にはジョー・サンプル(Joe Sample)とのコラボレーションとなるジャズ・アルバム『The Song Lives On』を発表、高い評価を集めた。

2004年には、ジャズ色の強い面子でルーサー・ヴァンドロス(Luther Vandross)をカバーしたトリビュート盤『Forever, For Always, For Luther』に参加し、“Forever, For Always, For Love”を歌唱。同年に発売された自身の『Out Run The Sky』にも収録された同カバーは、アダルトR&Bチャートで1位になるなど人気を博した。翌年には、サンドラ・セイント・ヴィクター(Sandra St. Victor)が主体となって始めたコンサート・シリーズ〈Daughters Of Soul〉に参加し、後にグループとなっていくドーターズ・オブ・ソウルの一員ともなる。

2006年に再始動したStax Recordsと契約し、2008年に『Self Portrait』をリリース。ラサーン・パターソン(Rahsaan Patterson)やサンドラ・セイント・ヴィクターを始め、後にケンドリック・ラマー(Kendrick Lamar)のプロデュースで脚光を浴びるテラス・マーティン(Terrace Martin)らが参加したこのアルバムは、全米R&Bアルバム・チャートで自身初めてのトップ10入りとなる初登場6位を記録するなど好評となった。

2011年には新作『Where It All Begins』も発表したが、2010年代はスナーキー・パピー(Snarky Puppy)[Family Dinner – Volume One』、そしてロバート・グラスパー・エクスペリメント(Robert Glasper Experiment)『Black Radio 2』の参加が彼女を新たなステージへと運んだ。いずれも2013年に発売されたが、スナーキー・パピーの作品における“Something”のライブ・パフォーマンスは、その驚異的な技巧でバイラル化するなど話題になったほか、2014年の第56回グラミー賞で最優秀R&Bパフォーマンス部門を授賞。またロバート・グラスパー・エクスペリメントでのスティーヴィー・ワンダー“Jesus Children”のカバーは、2015年の第57回グラミー賞で最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス部門に輝いた。

さらに、デビュー25周年を迎えた2015年は、ケンドリック・ラマー『To Pimp A Butterfly』にコーラスとして参加。同作は様々なメディアでベスト・アルバムと絶賛され、翌年にはグラミー賞の最優秀ラップ・アルバム部門などにも輝いた。加えて、偉大な父ダニー・ハサウェイが1972年に発表したライブ盤『Donny Hathaway LIVE!』同様に、長年の夢だったというライブ・アルバムを制作、『Lalah Hathaway LIVE!』として発表。米R&B/Hip-Hop Albumsチャートでキャリア最高位となる初登場2位を記録したほか、2016年には第58回グラミー賞で父のカバー“Little Ghetto Boy”が最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス部門を授賞、3年連続でグラミーの栄冠に輝いている。また授賞後の2016年2月には、『Lalah Hathaway LIVE!』に収録されているアニタ・ベイカー(Anita Baker)のカバー“Angel”が米アダルトR&Bチャートで1位を獲得するなど、40代に入ってキャリア最高の活躍を見せている。