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Nina Sky

Nina Sky

ニナ・スカイ

2004年に発表したデビュー曲“Move Ya Body”の大ヒットで知られる、プエルトリコ出身の女性デュオ。ニコール・アルビノ(Nicole Albino)とナタリー・アルビノ(Natalie Albino)による双子姉妹から成る。2010年に姉のニコールが同性愛者であることを明かし、ファッションデザイナーと同性婚をしたことも話題になった。

プエルトリコ生まれ、ニューヨーク育ちのアルビノ姉妹は、母親の再婚相手がDJだった影響で幼少期から様々な音楽を聴き、7歳のときにはすでに曲を書いていたという。10歳で歌手を志したふたりは、13歳でDJを学び、様々なクラブでパフォーマンスをするようになる。両親も彼女たちを応援し、ギターやドラムのレッスンに通わせてもらったとか。その後、パフォーマンスを続けていく中で、自分たちのユニット名をニナ・スカイと決めた。ニナは、ニコールのNiとナタリーのNaから、スカイは、「sky’s the limit」(可能性は無限だという意味)の想いを込めて付けたという。

DJに当時流行していたダンスホール・リディムの中から「Coolie Dance riddim」を教えてもらった彼女たちは、このリディムに乗せた曲を書く。これが“Move Ya Body”となり、当時のダンスホール・ブームの後押しもあって、これがきっかけでUniversal Music傘下のNext Plateau Entertainmentと契約。2004年4月に“Move Ya Body”をリリースすると、全米チャート最高4位、全英チャート最高6位など世界的なヒットに。この勢いに乗ってメジャー・デビュー・アルバム『Nina Sky』を同年リリースした。同年には、N.O.R.E.によるレゲトン・シングル“Oye Mi Canto”にダディ・ヤンキー(Daddy Yankee)らと共にゲストに招かれ、この曲も全米チャート最高12位とヒットした。

以降も自分たちのラテン・ルーツをベースにしたR&Bを追求し、ミックステープを中心に活動しながら2作目『Starting Today』をレコーディング。2007年にリリース予定とされたものの延期され、彼女たちはNext Plateau/Universal Musicを離れて、新たにPolo Grounds/J Recordsに移籍。リック・ロス(Rick Ross)を迎えた“Curtain Call”をシングルとして発表するなどしたものの、『Starting Today』の発売を巡ってPolo Groundsと対立、契約解除を求め、最終的に『Starting Today』はお蔵入りとなってしまった。

一方でディプロ(Diplo)率いるメジャー・レイザー(Major Lazer)の2009年作『Guns Don’t Kill People… Lazers Do』に招かれ、“Keep It Goin’ Louder”にゲスト参加。またPolo Groundsへの不満を露わにした彼女たちは、2010年にサラーム・レミ(Salaam Remi)ら参加のEP『The Other Side』を無料リリースするなどインディペンデントでの活動を開始した。同年には、姉のナタリーが同性愛者であることを告白。プエルトリコ系のアーティストが公にした例は当時あまりなく、また、Supremeのプロダクション・マネジメントなども務めるデザイナーのエリン・マギーと結婚したことでも注目を集めた。

2012年には、久々のアルバムとなる新作『Nicole and Natalie』を無料リリース。ブルーノ・マーズ(Bruno Mars)らによるスミージントンズ(The Smeezingtons)が手がけた、未発表作の表題曲“Starting Today”も収録されている。