Earth, Wind & Fire
アース・ウインド&ファイアー
70年代後半のSOUL/FUNKから80年代初頭のDISCO MUSICまで、ポップフィールドでも成功し続けたスーパーバンド、EW&F。”Fantasy”(邦題「宇宙のファンタジー」)を筆頭に、”Afiricano”、”Shining Star”、”Get Away”、”Brazilan Rhyme”など、現在もクラシックとしてプレイされ続ける名曲の数々を生んだ。
ドラマー、ソングライターとしてレッド・ホルト(Red Holt)やラムゼイ・ルイス・トリオ(Ramsey Lewis Trio)を経たモーリス・ホワイト(Maurice White)を中心に1969年、シカゴで結成されたこのバンドは、ホワイトのJAZZ畑の出自から来る音楽性に加えてBrazilian MusicのメロウさやJB’sのネバり、P-Funkの壮大なエンターテインメント性といった多彩な要素を併せ持つ驚異的なバンドとして知られている。さらにメイン・ボーカルを務めるフィリップ・ベイリー(Philip Bailey)の歌声によるバラード表現も評価が高く、音楽性の高さとポピュラーな人気を両立させた正に無敵の音楽集団であったと言えるだろう。
現在でも特に70年代の作品の評価が高く、70年の”Earth, Wind & Fire”、75年の”That’s the Way of the World”などが定番として定着している。また、彼らは現在も現役として活動しており、2000年代に入っても新作リリースを続けている。