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トゥイート

ミッシー・エリオット(Missy Elliott)のバックアップで2002年にデビューしたR&Bシンガー・ソングライター。本名はシャーリーン・キーズ(Charlene Keys)で、「さえずり」を意味するトゥイート(Tweet)は彼女の歌声を表したステージネーム。

1971年、ニューヨーク生まれで、教会に通って育ったことで歌だけでなく、ギターやピアノ、ドラムなど多数の楽器も学ぶ。18歳で娘のタシャーナ・シーナイス(Tashawna She’Nice Johnson)を出産するも、ガールズ・グループのシュガー(Sugah)のメンバーとなるために娘を両親に預けたとか。この時、ジョデシィ(Jodeci)のデヴァンテ・スウィング(DeVante Swing)率いるDa Basement一派に加わり、ブレイク前のティンバランド(Timbaland)、ミッシー・エリオット、ジニュワイン(Ginuwine)、プレイヤ(Playa)らと出会った。しかしシュガーでの活動はうまくいかず、失意のうちに帰郷。鬱状態となり自殺まで考えていたが、友人ミッシーからアルバムに参加して欲しいとの電話を受け、思い留まったというエピソードは有名。こうして2001年のミッシーのアルバム『Miss E… So Addictive』にゲスト・ボーカル/バックコーラスとして参加し、初めて表舞台に登場した。この時すでに30歳だった。

前後してミッシーのレーベル The Goldmind Inc.と契約、またマネジメントをViolator Managementに託し、2002年にElektra Recordsからデビュー。ティンバランド、ミッシーの黄金タッグ制作による“Oops…(Oh My)”はダンスホール調の刺激的なプロダクションに加え、女性の自慰を連想させる歌詞が大きなインパクトを与えたこともあって米Billboard総合チャートで最高7位、R&B/Hip-Hopチャートで最高1位と大ヒットを記録。同年、デビュー・アルバム『Southern Hummingbird』を発表、こちらも総合3位、R&B/Hip-Hop2位を記録するなど商業的な成功を収めた。また、アルバムではシングルのイメージとは一転して、当時ミッシーの片腕として活躍していたニーサン・ステュワート(Nisan Stewart)、クレイグ・ブロックマン(Craig Brockman)といったソウル・シーカーズ(The Soul Seekers)一派と制作したソウル〜ゴスペルを強く感じさせる楽曲を多く聴かせ、ミルフィーユのように重ねたその柔らかな美声と共に高い評価を受けた。

その後もミッシー関連の作品に客演するなど活動を続けたが、2004年にElektraが閉鎖、Atlantic Recordsに吸収されたのを受けて環境が大きく変化。2005年に2ndアルバム『It’s Me Again』を発表するも、途中でプロモーションが打ち切られるなどし、セールスも失速した。Atlanticの新しいスタッフからはヒップホップ色を大幅に取れ入れるよう要請され、制作面でも対立があったと言われている。この時期にマネージャーが離れたため、トゥイートはビヨンセ(Beyonce)の父マシュー・ノウルズ(Matthew Knowles)のMusic World Entertainmentと新たにマネジメント契約を結び、Atlanticからも離脱。Universal Music Group傘下にマイク・シティ(Mike City)が新設したレーベル Umbrella Recordingsとの契約が報じられ、3rdアルバム『Love, Tweet』が準備されるも、Umbrellaそのものが機能しなかったこともあって、いくどかの延期を経た後、結局お蔵入りとなっている。

その後もインディペンデントで活動を続け、2008年にジョイ・デナラーニ(Joy Denalane)が企画し、ドイツのドレスデンで開催されたコンサート「The Dresden Soul Symphony」にビラル(Bilal)、ドゥエレ(Dwele)と共に参加し、CD/DVDでパッケージ・リリースされた。2011年にはキキ・ワイアット(KeKe Wyatt)、セリーナ・ジョンソン(Syleena Johnson)、リル・モー(Lil Mo)と実力派の女性アーティストたちの新作に続けて参加。翌2012年の1月には、MCライト(MC Lyte)が当時副社長を務めていたDuBose Music Groupと契約したことが発表された。2012年9月にDuBose Musicから新作『Simply Tweet』をリリース予定だったが延期を繰り返しており、2013年2月にようやくデジタル配信のEPという形で『Simply Tweet EP』を発表。しかしフル・アルバムは2014年現在もリリースには至っていない。

なお、娘のタシャーナ・シーナイスは2ndアルバム収録の“Two of Us”でゲスト参加するなど若い頃から音楽活動をスタート。当初はYouTubeにカバー映像をアップするなどの範囲に留まっていたが、その後ゴスペル・グループのローレンス・フラワーズ&インターセッション(Lawrence Flowers & Intercession)のメンバーとして活動、母トゥイートもゲスト参加した2011年のアルバムでは“More (Reprise)”でフィーチャーされたほか、ゴスペル歌手のタイ・トリベット(Tye Tribbett)のバック・コーラスを務めるなど活動を本格化させ、2013年7月にはRCA Records傘下のゴスペル系レーベル RCA Inspirationとのメジャー契約を手にしたことが発表された。