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Cypress Hill

Cypress Hill

サイプレス・ヒル

1980年代末から活躍するベテラン・グループにして、ヒップホップ・シーンでラティーノ/チカーノ(ラテン系/メキシコ系アメリカ人)を代表する存在のひとつ。元々ギャングだったという強面なメンバーたちによるどこか狂ったようなファニーさを持つ荒々しいラップ、NYスタイルやロックまで貪欲に取り込むサウンド、マリファナ(大麻)礼賛の姿勢を貫き通して独特の存在感を築き上げている。

鼻にかかる甲高い声が強烈なインパクトを与えるB-リアル(B-Real)、キューバ系ということでB-リアルと好対照のルックス、ドスの効いたパンチのあるラップでグループに欠かせないセン・ドッグ(Sen Dog)。この2人を中心に、ソロ作も充実していたエリック・ボボ(Eric Bobo)、狂った感覚と強烈なノリも両立するサウンドを生み出すDJマグス(DJ Muggs)らがメンバー。その長いキャリアのなかで重心の変動はありつつも、目立った不和もないグループだ。

DVXという名前で活動していた彼らは1989年にColumbiaと契約、91年にメジャーデビュー作”Cypress Hill”を発表。シングルとして”The Phuncky Feel One”を発売したが、そのB面に収録された”How I Could Just Kill A Man”や”Hand on the Pump”が大ヒット、200万枚を越える売り上げを記録して、92年にはいきなり人気ロックフェスLollapaloozaに登場を果たした。

93年、ホラー的なテイストも流行していたなかで墓場をモチーフにしたジャケットに陰鬱で攻撃的、時折狂ったような明るさを見せるセカンド”Black Sunday”を発表。シングル”Insane in the Brain”がロックファンの心もつかんだこちらも300万枚というセールスを記録した。続く”III: Temples of Boom”(95)以降も、ゴールドディスクを達成した”IV”(98)、人気曲をスペイン語で吹き替えた企画盤兼ベスト”Los Grandes Éxitos en Español”(99)や”Skull & Bones” (2000)、”Stoned Raiders”(01)、”Till Death Do Us Part”(04)の各作品に至るまでリリース/ライブ活動を継続。以後、約6年間に渡る友好的休止期間を置き、それぞれのソロ活動を経て2010年、再結集作”Rise Up”をリリースした。

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