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Janet Jackson

Janet Jackson

ジャネット・ジャクソン

あまりにも有名すぎる音楽家族ジャクソンファミリーの末っ子、というよりもあのマイケル・ジャクソン(Michael Jackson)の妹として大きな注目を浴びながら、そういったゴシップに負けない確かなクオリティで大きなヒットを生み出してきた、ポップス/R&B界のスター。

1966年5月、ジャクソン家の第九子として生まれ、7歳でジャクソン5(Jackson 5)のステージに参加、11歳でTVドラマに出演、、幼少時からスターへの道を歩んでいた。しかし1982年、ファーストアルバム”Janet Jackson”をリリースするも不評に終わり、続く83年、人気ミュージカル”Fame”出演という状況下でリリースされたセカンド”Dream Street”も目立ったセールスは残せなかった。

その後、改めてダンサーとして厳しい指導を受け、プロデューサーにあのジャム&ルイス(Jimmy Jam & Terry Lewis)を迎えてリリースしたのが初の大ヒット作、”Control”。86年にリリースされたこのアルバムで、激しい打ち込みビートをバックに若く自立した女性像を歌い、6枚ものシングルをリリース。そのうち5曲がトップ5に食い込むという異例のヒットを記録、このアルバムは約500万枚という驚異的な売り上げを達成した。

続いて89年には”Rhythm Nation 1814″をリリース。タイトルトラック”Rhythm Nation”をはじめ”Escapde”、”Black Cat”などがヒット、こちらもなんと前作を上回る600万枚のセールスを記録、その存在感を不動のものとしている。

93年、A&MからVirginに移籍して初のアルバム、”janet.”をリリース、700万枚を売り上げる。このアルバムでも前2作に続いてジャム&ルイスのバックアップを受け、よりファンク的な生楽器のテイストを押し出しつつ、洗練された”That’s the Way Love Goes”、”If”などの楽曲でまたしてもヒットを連発している。

97年、これまでになくプライベートな歌詞とシリアスな内容が話題となった”Velvet Rope”ではQティップ(Q-tip)のアイディアによるという”Got ‘Til It’s Gone”、ポジティブな”Together Again”、ブラックストリート(Blackstreet)と共演した”I Get Lonley”などを残した。これまでの作品よりセールスは落としたものの(それでも300万枚という大ヒット)、アーティストとしての成熟ぶりを見せた。

2001年には再び未来的な打ち込みサウンドを多用したアルバム、”All For You”をリリース。『ナッティ・プロフェッサー』サントラからヒットした”Does’t Reall Matter”など強力なキャッチーさを維持、2004年には8枚目のアルバム”Damita Jo”をリリースした。

2007年、恋人であるJDのIsland Def Jam Urban CEO就任に伴い、同レーベルに移籍。2008年にアルバム”Discipline”を発表、久々にアルバムチャート初登場1位を記録し健在振りを示している。

あまりにもそのスター性が強すぎるがためか、マイケルとの不仲説をはじめとしたジャクソン家にまつわるうわさ、最近ではアメリカの国民的スポーツ中継、スーパーボウル生放送中の衣装にまつわるアクシデントなど、彼女には音楽以外のゴシップが常につきまとってきた。しかし彼女の残している作品はいずれも完成度が高く、なによりも人の耳をとらえて離さない音楽の力にあふれている。まさしく、時代を代表するアーティストの一人と言って間違いないだろう。
(photo : Chuando and Frey)