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Joss Stone

Joss Stone

ジョス・ストーン

わずか16歳でマイアミ・ソウルの女王ベティ・ライト(Betty Wright)らのプロデュースによるカバー集『The Soul Sessions』でデビューを果たしたイギリスの女性シンガー。そのソウルフルな歌声への評価は高く、2011年にはミック・ジャガー(Mick Jagger)とユーリズミックス(Eurythmics)のデイヴ・ステュワート(Dave Stewart)を中心に結成されたスーパー・グループ、スーパーヘヴィ(SuperHeavy)にも参加し、話題を呼んだ。

1987年生まれ、本名はジョセリン・ストーカー(Jocelyn Stoker)。幼い頃から60年代から70年代のR&B/ソウル・ミュージックを聴いて育ち、初めて買ったCDはアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)のベスト盤だったという。2001年、13歳のときにイギリスのTVオーディション番組に出演するなど活動していたことから、S-Curve Records創設者スティーヴ・グリーンバーグ(Steve Greenberg)に目をかけられ、2002年にS-Curveとの契約を手にした。マイアミやフロリダでレコーディングを始め、ベティ・ライトのバックアップのほか、クエストラブ(Questlove)らのプロデュースを受けて、ソウル・クラシックを中心としたカバー集『The Soul Sessions』を2013年にリリース。弱冠16歳とは思えぬ堂々とした歌声が評価され、全世界で異例のヒットを記録した。

2004年には初のオリジナル・アルバム『Mind Body & Soul』をリリースし、ベティ・ライトらが手がけた“You Had Me”が全英チャート最高9位のヒットを記録。アルバムも全英チャート初登場1位を記録し、17歳でのナンバーワンは最年少記録となった。さらに2007年にはラファエル・サディーク(Raphael Saadiq)の全面プロデュースとなる『Introducing… Joss Stone』を発表。本国イギリスでは前作ほどふるわなかったものの、アメリカでは“Tell Me ‘Bout It”が初めて全米チャートのシングル総合ランキングにランクインするなど好評を博し、アルバムも全米チャート初登場2位に輝いた。またアメリカでの初週11万8000枚という初動セールスは当時、イギリスの女性ソロ・シンガーとしては史上最高の数字だった(しかし翌週、エイミー・ワインハウス『Back To Black』にこの記録を塗り替えられている)。

2009年には一転してイギリスのミュージシャンを中心とした新作『Colour Me Free!』をリリースするが、前年には所属していたEMIへの契約解除を訴えるなど対立。リード・シングルが「EMI、私を解放して」と訴える“Free Me”となったことや、檻に入れられたジョスを描いたアートワークが問題となって変更を迫られたなどのトピックも話題となったが、発売延期やこうしたトラブルもあってプロモーションはあまり機能せず、セールスは大きく落ち込んだ。翌2010年には契約解除が成立し、ジョスは自主レーベル Stone’d Recordsを設立。2011年にはデイヴ・ステュワートを共同プロデューサーに迎えた『LP1』をStone’dからリリースした。また同年には、そのデイヴ・ステュワートとミック・ジャガーが中心となり、ダミアン・マーリー(Damian “Junior Gong” Marley)、A.R. ラフマーン(A.R. Rahman)らによって結成されたスーパーヘヴィのメンバーとなり、アルバムをリリースしている。