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Mary J. Blige

Mary J. Blige

メアリー・J.ブライジ

92年、”What’s the 411″でデビュー以来、”Queen of Hiphop-Soul”の名をほしいままにしてきた、1990〜2000年代を代表するディーバ。アレサ・フランクリン(Aretha Franklin)やチャカ・カーン(Chaka Khan)などに通じるエモーショナルな歌唱を、HIPHOP以降のサウンドプロダクションの変遷をリードする形で提示してきたトップ・シンガー。

当時はパフ・ダディと名乗っていたPディディ(P.Diddy)のプロモーション戦略とプロデューサーのセレクトが冴えわたったデビュー作からは、 “You Reimnd Me”、”Reminisce”、”Love No Limit”など全てのシングルがヒット。特にオーディオ・トゥー(Audio Two)のヒップホップ・クラシック、”Top Billin’”を引用した”Real Love”は、ベティ・ライト(Betty Wright)の”Clean Up Woman”をサンプルしたリミックス(ノトーリアス・B.I.G.のデビュー曲でもある)ともども大ヒットを記録、「ヒップホップサウンドを生かしたR&B」という路線のクラシックとなった。

さらにアンダーグラウンドシーンで人気のMCを多数フィーチャーしたシングル曲のリミックスがプロモーションリリースされて話題となり、それらを集めたリミックス・アルバムもリリースされることとなる。同様の手法でリリースされたセカンド”My Life”でも着実に人気を広げたが、Pディディが同様の戦略でフェイス・エヴァンス(Faith Evans)をデビューさせたことや、ジョデシィ(Jodeci)のK-Ciとの恋愛関係のもつれなどから、心労が重なり、その後は制作陣を一新することとなる。

Uptownから移籍したMCAで新たに迎えられたのは、ジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)の諸作などで知られるジャム&ルイス(Jam & Lewis)。彼らのプロデュースの元、97年にリリースされた”Share My World”を経て、続く”Mary”(’99)に至ってはプライベートの苦悩などからの解放、「自分を愛することができるようになった」と歌い上げ、さらに力強い歌声を聴かせるようになる。同時期、2000年には交際していたケンドゥ(Martin Kendu Isaacs)と結婚、彼がマネージメントを兼ねることになる。

その後も2001年の5thアルバム、”No More Drama”からは”No More Drama”、”Rainy Dayz”などをヒットさせ、2003年にはPディディと再びタッグを組んだアルバム”Love & Life”と充実した傑作をリリース、活発なライブツアーでもパワフルなパフォーマンスを維持。

2005年末にアルバム”the Breakthrough”を発表(日本盤は翌年1月発売)、こちらに収録されたバラード”Be Without You”が大ヒットとなり、それまでのキャリアのなかでも最高のセールスを記録。2007年末にはより刺激的なビートを使ったアルバム”Growing Pains”を発表し、いまだ衰えを見せていない。