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Canibus

キャニバス

ジャマイカ生まれ。15歳にしてあのL.L.クール・J(L.L. Cool J)とバトルをした、というなんとも破天荒な経歴をもち、そればかりにフォーカスが行きがちだが、ワイクレフ(Wyclef Jean / the Fugees)のフルサポートを受けたデビューアルバム”Can-I-Bus”(’98)もなかなかの内容で、特筆に価するヒットシングルも多数ある。クラーク・ケント(Clark Kent)プロデュースでMFSB使いの”How We Roll”は、トラックのスピードが変化するという斬新なプロダクションで、ここ日本のクラブシーンでも大ブレイク。”4, 3, 2, 1″に端をを発するバトルに対してまさに「火に油を」注いだ”Second Round K.O.”(マイク・タイソンがフィーチャーされている)や”Get Reterded”、さらには”I Honor U”なども収録していて、デビューとしては話題性も十分だった。

が、歴戦のバトル王者L.L.が”The Ripper Strikes Back”(’98)でキャニバスを虫の息にしてしまうと、結局「若く好戦的」なキャラクターが前面に押し出されていたキャニバスの人気にも陰が落ちていき、2000年のアルバム”2000 B.C.”のセールスも振るわず、そのまま第一線から退いてしまう。マイナーレーベル落ちした後も”"C” True Hollywood Stories”(’01)や”Mic Club: The Curriculum”(’02)、バトルの名残をわざと残したかのタイトルの”Rip the Jacker”(’03)とアルバムを残していくが、今のところはかつての勢いを取り戻す気配をみせてはいない。