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Fat Joe

Fat Joe

ファット・ジョー

本名をジョー・カルタヘナという巨漢MC、ファット・ジョーは既にベテランといっていいキャリアの持ち主だ。HIPHOP発祥の地、SOUTH BRONX出身の彼は93年、アルバム”Represent”でデビュー、準クラシックといえる人気曲となったシングル”Flow Joe”をふくむこのアルバムに続き、セカンドアルバム”Jealous One’s Envy”をリリース。どのアルバムでもDJプレミア(DJ Premiere)をはじめとしたNYの敏腕プロデューサー達による優れたトラックをフィーチャーしてハードコアなイメージを定着させる一方、LLクールJ(LL COOL J)のヒット曲”I shot ya”のリミックス参加など、より広いシーンへのアピールも広げていく。

また、その巨躯が共通する盟友ビッグ・パン(BIG PUN / Big Punisher)らとともにテラー・スクワッド(Terror Squad)を名乗りグループ名義でのアルバムをリリースするもこちらは不振に終わる。2000年代に入るとアシャンティ(Ashanti)をフィーチャーしたキャッチーな”What’S Luv”やRケリー(R.Kelly)が歌う”We Thuggin’”といったラジオフレンドリーな方向性にシフトしたアルバム、”Jealous One’s Still Envy”をリリース、大ヒットを記録する。

テラー・スクワッドとしてはビッグ・パンの死去やキューバン・リンク(Cuban Link)との仲たがいなどを経てメンバーが入れ替わるが、2004年にはセカンドアルバムとなる”True Story”をリリース、”Lean Back”、”Yeah, Yeah, Yeah”といったヒットを飛ばしている。

その後、ジャ・ルール(Ja Rule)のヒット曲”New York”へのゲスト参加をきっかけに50セントとの確執が発生、長期にわたって不和を巻き起こす。その対立を前面に押し出し、ジャスト・ブレイズらを迎えた力作”All or Nothing”をリリースするもセールス的には惨敗。ところがテラー・スクワッドでのヒットに助けられて、人気を維持することに成功している。

その一方でマイアミのDJキャレド(DJ Khaled)やリル・ウェイン(Lil’ Wayne)との親交を強め、2007年には”Make it Rain”の大ヒットを生む。この曲を収録したアルバム”Me, Myself & I”もセールスは振るわなかったが、シングル単体でのダウンロードセールスが記録的数字となり、レコードセールスのあり方が変わりつつある2000年代後半の状況を示す実例といえる存在になっている。

さらに2008年にはアルバム”Elephant in the Room”をリリースした。