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Common

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コモン

シカゴ出身のMC。1992年のファーストアルバム”Can I Borrow a Dollar?”をリリース。秀作だらけのニュースクール全盛期にこそ、今のような目立つ程の人気にまでは至らなかったものの、このアルバム自体は後年になるにつれて評価が上がっていく。その後の2ndアルバム”Ressurection”(’94)以降、2002年暮れのリリースとなった5thアルバム “Electric Circus”まで、作品をリリースする毎に常にその年の話題作となり、その特徴的なフロウとギャングスタ化されないスタイル、そして常にセンスの良いプロダクションのバックアップのコンビネーションが人気を呼んでいる。特に2ndアルバムでは、DJシニスタ(DJ Sinista)のスクラッチとアーマッド・ジャマル(Ahmad Jamal)のピアノサンプルをフィーチャーした”Ressurection”や、Ice Cubeとのバトルの一部としても有名な”I Used to Love H.E.R.”など、世界中にファンを広げた。

1997年には、ヒットシングル”Reminding Me (Of Sef)”や、ローリン・ヒル(Lauryn Hill)をフィーチャーした”Retrospect for Life”を収録した3rdアルバム”One Day It’ll All Make Sense”を制作。豪華ゲストを迎えたそのアルバムをリリース後、所属レーベルだったRelativityを離れ、その活動拠点をNYに移す。その後 MCAと契約し、2000年には4枚目の話題作”Like Water for Chocolate”をリリース。ザ・ルーツの?uestloveをアルバムプロデュースの中心に据え制作されたアルバムは、プロデュースチーム”ソウルクェリアンズ(Soulquerians)”の代表作ともいえる作品になり、ジェイ・ディー(Jay Dee)プロデュースでボビー・コールドウェル(Bobby Caldwell)の”Open Your Eyes”をバラバラにしてフックにしてしまう、という斬新なプロダクションが産んだ”The Light”のヒットが記憶に新しい。シングルにもなった”Ghetto Heaven Pt. 2″やDJプレミア(DJ Premier)プロデュースのリードシングル”The 6th Sense”他、より人種的なルーツの部分や意識の領域にもトピックの中心を移していっており、アルバムコンセプトが非常に明解な作品として評価が高い。

5thアルバム”Electric Circus”では、先述のソウルクェリアンズのバックアップに加え、リードシングルとなった”I Got A Right Ta”でネプチューンズ(The Neptunes)のファレル(Pharrell Williams)を迎えたファンクネス溢れるネプチューンズサウンドに挑戦。続いて、メアリー・J(Mary J. Blige)をフィーチャーした”Come Close”は、シングルリリース後大ヒット。ロック的なサウンドに寄ってみたりと、?uestloveの実験的な色も垣間見せつつ様々な趣向に挑戦したアルバムである。

ちなみにアーティスト名だが、2ndアルバムのリリース後まではコモン・センスと名乗っていたが、名称の権利関係の問題が発生した為、改名した。