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Jill Scott

Jill Scott

ジル・スコット

フィラデルフィア出身のシンガー / 詩人。クエストラヴ(?uestlove)にその才能を認められて、ザ・ルーツ(The Roots)ヒットシングル”You Got Me”(’99)を共作するチャンスに恵まれたところから、素晴らしいキャリアが始まる。その後ルーツをはじめ、さまざまなアーティスト達のツアーコーラスを担当する事になり、結果的に現在所属しているレーベル”Hidden Beach”との契約に繋がっていく。

2000年にリリースされたデビューアルバム”Who Is Jill Scott?”は、DJ Jazzy Jeff率いるア・タッチ・オブ・ジャズ(A Touch of Jazz)らがサウンド面をバックアップしており、内面的で難解なリリックと思われがちなこの手のスタイルとは一線を画し、詩的だが人間味があり、リスナーとの距離が近いストーリーテラーに徹するジルのスタイルは多くのファンを魅了してやまない。モス・デフ(Mos Def)をフィーチャーした”Love Rain”は、ヒップホップリスナーの耳にも優しく、数々のRemixバージョンが存在する”Gettin’ in the Way”や、ブートレグまで出てクロスオーヴァーヒットした”He Loves Me (Lyzel in E Flat)”など、駄作を一片も確認することのないクォリティの高いアルバムである。

彼女の持ち味をさらに体験できるのが、ライブ盤の”Experience: Jill Scott 826+”である。ダイナミクスを大切にしたバンドメンバーとジルの掛け合いも凄く、アルバムでも7変化するジルのヴォーカルはさらに新しい表情を見せてくれる。さらに、アルバムデビュー以前に録音していたナンバーや、4ヒーロー(4 Hero)との共作”Gotta Get Up (Another Day)”等もボーナストラックで収録している。

そしてファーストアルバムから4年、遂に2ndアルバム”Beautifully Human: Words and Sounds, Vol. 2″がリリースされている。”He Loves Me”の残り香から始まるアルバムは、まったく飾らないストレートな”I’m Not Afraid”や、リードカットになったスムースかつアップテンポなナンバーの”Golden”他、やはり暖かくソウルフルな詩が満載の素晴らしいアルバムである。

さらに2007年には多数のアーティストへの客演曲を集めた企画盤”Collaborations”をリリース。それに続いてサードアルバム”the Real Thing: words and sounds vol.3″を発表。離婚を経ていたという心理的な状況もあいまってか、これまでのサウンドをベースにしながらもよりアグレッシブな楽曲を収録するなど、新境地を聴かせている。