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CeeLo Green

CeeLo Green

シーロー・グリーン

シー・ロー(Cee Lo)またはシーロー・グリーン(CeeLo Green)とも名乗る甲高い声でラップから歌までこなす特異なキャラクターの持ち主。ヒップホップ・グループ=グッディー・モブ(Goodie Mob)や、デンジャー・マウス(Danger Mouse)とのユニット=ナールズ・バークレイ(Gnarls Barkley, 正確な発音はナールズ・バークリー)での活動でも知られる。本名はトーマス・キャラウェイ(Thomas Callaway)。

1974年アトランタ生まれ。両親が牧師だったこともあり、教会で音楽を学んだ。グッディー・モブの最年少メンバーとして1995年に『Soul Food』でデビュー。当時はシー・ロー(Cee-Lo)の表記だった。彼らは、オーガナイズド・ノイズ(Organized Noize)を中心に、アウトキャスト(Outkast)らを抱えたアトランタのクルー、ダンジョン・ファミリー(Dungeon Family)の一員でもあり、前年にアウトキャスト(Outkast)『Southernplayalisticadillacmuzik』がヒット、そして1995年にTLC“Waterfalls”がメガヒットを記録したことでオーガナイズド・ノイズへの注目度が高まり、同じくオーガナイズド・ノイズが手がけたグッディー・モブのデビュー・アルバム『Soul Food』も話題となった。グッディー・モブは1998年に2作目『Still Standing』を発表、翌年には3作目『World Party』をリリースし、シー・ローは自らプロデュースも行うなどクリエイティブ・コントロールを握るようになる。

次第にシー・ローはソロ活動を志すようになり、グッディー・モブから一時離れる。アウトキャスト作品や、ダンジョン・ファミリーのアルバム『Even In The Darkness』(2001年)、さらにはサンタナ(Santana)のスーパーヒット作『Supernatural』(1999年)などで活躍後、2002年に『Cee-Lo Green And His Perfect Imperfections』でソロ・デビューを果たした。これまでラッパーのイメージが強かった中で、ゴスペルのバックグラウンドを生かした生演奏によるグルーヴ溢れるサウンド、ソウルフルな歌声を響かせ、「シンガー」として、そしてプロデューサーとして評価されるようになる。2004年にはティンバランド(Timbaland)やネプチューンズ(The Neptunes)といった人気プロデューサー陣も招いたソロ2作目『Cee-Lo Green… Is The Soul Machine』を発表した。

転機となったのはデンジャー・マウスとの出会い。ゴリラズ(Gorillaz)作品で活躍していたデンジャー・マウスがジェミニ(Jemini)と発表した『Ghetto Pop Life』(2003年)やデンジャー・マウスの『The Mouse And The Mask』(2005年)への参加を経て、ナールズ・バークレイを結成。2006年にAtlanticから『St. Elsewhere』をリリースし、特に“Crazy”が全英チャートなど欧州各国で1位を獲得、全米チャートでも2位となるなど世界的ヒットとなり、2007年の第49回グラミー賞ではレコード・イオブ・ザ・イヤーやアルバム・オブ・ザ・イヤーを含む4部門でノミネートを受け、見事“Crazy”が最優秀アーバン/オルタナティブ・パフォーマンス賞を、『St. Elsewhere』が最優秀オルタナティブ・アルバム賞を受賞し、一躍時の人となった。授賞後の翌年2008年には、ナールズ・バークレイの2作目『The Odd Couple』をリリースしている。

そしてナールズ・バークレイでの成功を経てソロに再び戻ったシー・ローは、2010年に“Fuck You”(ラジオ向けには“Forget You”)をリリース。この時、シー・ロー・グリーン(Cee Lo Green)という表記になる。まだ売れっ子になる直前のブルーノ・マーズ(Bruno Mars)と、彼が率いるスミージントンズ(The Smeezingtons)によるプロデュースは、レトロ・ソウル的なサウンドと歌詞の面白さが話題を呼び、当時はまだ少なかったリリック・ビデオも反響を呼ぶなどして大ヒット。全米チャートで最高2位まで上昇し、ブルーノ・マーズにとってもキャリアを築く重要な楽曲のひとつとなった。そして同年、およそ6年ぶりのソロ・アルバム『The Lady Killer』をリリース。好調なセールスを記録したほか、2011年の第53回グラミー賞と2012年の第54回グラミー賞でノミネート。2011年では“Fuck You”がレコード・オブ・ザ・イヤー、ソング・オブ・ザ・イヤーを含む4部門のノミネートを受け、ふたたび最優秀アーバン/オルタナティブ・パフォーマンス賞を授賞。2012年は、ゲスト参加したブルーノ・マーズのデビュー作を含め4部門でノミネートされ、“Fool For You”が最優秀R&Bソング賞と最優秀トラディショナルR&Bパフォーマンス賞を受賞した。

ナールズ・バークレイの成功に続き、“Fuck You”の大ヒットでソロとしても成功を収めるなどスターとなったシー・ローは、2012年に初のクリスマス・アルバム『Cee Lo’s Magic Moment』を発表。また2013年には、グッディ・モブの久々の新作『Age Against The Machine』に参加し、10年以上ぶりのリユニオンも果たしている。

ユニークなルックスとキャラクターでも知られ、2011年から始まったオーディション番組『The Voice』のアメリカ版では第一シーズンからレギュラー出演し、お茶の間にも浸透するようになった。2013年上半期の第4シーズンは音楽活動に専念するため一度外れ、下半期の第5シーズンでふたたび出演したが、以降『The Voice』には出演していない。2014年には自身が司会を務める番組『CeeLo Green’s The Good Life』もオンエアされた。またそのキャラクターから、俳優としても活動している。