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the Beatnuts

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ビートナッツ

オリジナルメンバーはジュジュ(Ju Ju)、ファッション(Fashion)、サイコ・レス(Psycho Les)の3人。ヒスパニック系のメンバーが集まったグループで、ジュジュとファッションに関してはモニー・ラヴ(Monie Love)等のプロダクションで既に名を知られていた。

デビューEP”Intoxicated Demons The EP”(’93)では、ハンク・モブレイ(Hank Mobley)のアートワークをそのまま引用したジャケットや、シングルカットもされた”Psycho Dwarf”に”No Equal”、”Reign of the Tec”等、誰も使ったことの無いようなサンプルばかりをふんだんに盛り込んだその内容で、当時のDJやクリエイター達にとってはセンセーショナルな作品を聴かせてくれた。

翌’94年に大きな期待を集めてリリースされたファーストフルアルバム”Street Level”では”Get Funky”や”Hit Me with That”等のヒットシングルがあり、誰もが羨むそのサンプルチョイスのセンスがアルバム中で大爆発。全ての曲がシングルとなっても良いほどのクォリティを持っているが、やはり1大ブームにまで発展するきっかけとなった大ヒットシングル”Props Over Here”の存在が光る。

その後は、ムスリムに改宗し、アーティストとしてもAl’ Tariqと変名したファッションが脱退。二人だけになるが、’97年にリリースとなった2ndアルバム”Stone Crazy”からは”Off the Books”を筆頭に”Give Me Tha Ass”、”Find That”などと、変わらぬ特異なサンプルセンスでヒットを飛ばして第一線でその存在を印象付けると、’99年には3rdアルバム”Musical Massacre”から今でもクラブでかかり続けている大人気シングル”Watch out now”(ジェニファー・ロペスがパクッたあれですね)をリリース。カップリングの”Turn I t Out”と共に最早クラブシーンに欠かせない1枚となる。この2曲は間違いなく彼らの代表曲にあがると思うが、一味違うネタからのサンプリングループに強烈な中毒性を持たせ、それだけでキャッチーなところまで曲を持ってくるというその特質がよく出た曲といえるだろう。その一方では”Se Acabo”のようなシンプルで濃い曲も作れるあたりがその長いキャリアの秘密だろうか?

2001年には4thアルバム”Take It or Squeeze It”をリリースし、”No Escapin’ This”等のヒットを飛ばすのだが、レーベルを移籍するなどのトラブルもあり、その事がその活動に陰りを感じさせてしまう。が、2002年にはマイナーレーベルとは言え、地盤のしっかりしたLand Speedに移籍すると、”The Originators : Ya Betta Believe It”を、2004年にはさらに突き抜けたアルバム”Milk Me”と安定したリリースを続け、マスに売れるということはないものの独自のファンク道を突き進み続け、まだまだそのクレイツが尽きる事は無い、とばかりに復活をアピールしている。