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Busta Rhymes

バスタ・ライムス

どこまでもアグレッシブなステージパフォーマンス、テンションの高いラップや独特のファッションで人気のベテラン・ラッパー。

NY出身のジャマイカ系アメリカ人であるバスタ・ライムスはリーダーズ・オブ・ニュースクール(Leaders of the New School。L.O.N.S.と略される事もある)の一員としてデビュー、90年代前半、ヒップホップ・シーンを席巻した「ニュースクール」の旗手として、デ・ラ・ソウル(De La Soul)やア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)らと共に、当時のシーンを引っ張っていた一人だ。同グループとして”Case of the P.T.A.”のヒットやア・トライブ・コールド・クエストの名曲”Scenario”への客演などが知られている。

1991年と1993年のアルバム・リリース後、1994年にL.O.N.Sが解散。それまでに客演等で広い人脈を持っていたバスタは、トライブやクレイグ・マック(Craig Mack)等の多数のアーティストの作品で客演をこなしていき、かと思えばいきなり映画”Higher Learning”(’95)に出演してみたり、とにかく話題の尽きない活動ぶりを見せる。’96年にはElektraとソロデビューの契約を交わし、いきなりの話題作”The Coming”をリリース。全米ヒットとなる”Whoo Hah!! Got You All in Check”でアルバムの売り上げも一気に上昇。同曲のPVは、ヒップホップ・シーンだけにとどまらず、MTVで流れる全ての映像に影響を与えている。翌年にリリースした2ndソロアルバムでは、”Put Your Hands Where My Eyes Could See”や”Dangerous”といったシングルをヒットさせ「常に新しいサウンドと映像で登場してくるラッパー」としての評価の確かなものにする。

’98年にリリースされた3rdアルバム”E.L.E. (Extinction Level Event): The Final World Front”からも”Tear Da Roof Off”や”Gimme Some More”、ジャネット(Janet Jackson)との共演曲”What It’s Gonna Be”等がシングルカットされ、いずれもヒット。さらに、女性MCのラー・ディガ (Rah Digga)やスプリフ・スター(Spliff Star)等を擁したクルー、フリップモード・スクワッド(Flipmode Squad)のアルバム”the Imperial”も同年にリリースされている。

2000年の”Anarchy”、J-Recordsに移籍してからの”Genesis”(’01)、”It Ain’t Safe No More”(’02)をリリースし、毎年確実にその活躍ぶりを見せ付けている。”Make It Clap”の大ヒットや、ネプチューンズ(The Neptunes)の企画アルバム”Clones”に収録された”Light You Ass on Fire”などもヒット。

その後、スーパープロデューサー、ドクター・ドレー(Dr. Dre)のAftermathレーベルに移籍、発売延期が繰り返されるなどブランクを置いたものの、2006年にアルバム”Big Bang”をリリース。サウスの勢いが増していたヒップホップシーンに対し、NYヒップホップの復権を訴える”New York Shit”や”Touch it”をヒットさせた。

この”Touch it”は豪華な客演陣を迎えたリミックスも話題となったが、この曲のビデオ撮影現場で発砲事件が発生。彼のセキュリティであったイスラエル・ラミレス(Israel Ramilez)が死亡したにも関わらず、バスタをはじめとして現場に居合わせたアーティストやスタッフの誰もが詳細の証言を拒否。ヒップホップ・シーンと警察当局間の対立と、警察へのいかなる協力をも「密告(Snitch)」と呼んで嫌う風潮を印象付けた。