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Brandy

Brandy

ブランディ

15歳でデビュー、というのは、当時でも格別驚くほどの事ではなくなっていた時代なのだが、やはりかなりセンセーショナルに扱われた彼女のデビュー作”Brandy”(’94)は、”I Wanna Be Down”(’94)や”Baby”(’95)、”Best Friend”(’95)に”Brokenhearted”(’95)と、切ったシングル全てがトップ10入り(うち前3曲はトップ3に)し、’95年末にはアルバムがトリプル・プラチナムに輝く。メアリー・J(Mary J. Blige)以降、ヒップホップテイストを取り込んだR&Bに時代の潮流が向きを変えていた事実もあり、同時期にデビューしたモニカ (Monica)然り、「ヒップホップのビートでも歌えるティーンエイジャー」をどこのメーカーも擁立しまくっていた時代に、先述のモニカ同様、頭ひとつ飛び抜けて評価されていたアーティストだった。

その後はサントラ”Waiting to Exhale”用に収録された”Sittin’ up in My Room”(’96)等のシングルヒットを残していくが、’97年には一度演技の世界へ傾倒し、”Cinderella”をはじめ数々のテレビドラマやショーに出演。’98年にリリースされたモニカとの話題のコラボレーションシングルで、ロドニー・ジャーキンス(Rodney Jerkins)制作の”The Boy is Mine”がリリースされるまでは、シンガー活動は控えめだった。続く2ndアルバム”Never Say Never”も、13週もビルボードチャートのNo.1に鎮座した先述シングルのヒットの影響もあり、’99年には売り上げが500万枚に到達。そこから切られたシングルもチャートを賑わせ、”Have You Ever?”(’98)などはやはりチャート1位に。

様々な賞を獲得し、テレビシリーズにも出演。完全にスターダムの位置が定着した彼女は2002年にやはりロドニーとのコンビで制作した斬新なサウンドのシングル”What About Us”をリリース。しかし音楽業界の不況突入も手伝い、アルバム”Full Moon”は前作ほどの売り上げまで伸びず100万枚でストップ。シングル”Fullmoon”もカットされるが、爆発的なヒットにはならず。

そうして2004年になり、リベンジのごとくリリースしてきたアルバム”Afrodisiac”は、スーパープロデューサーの栄冠を手にしたカニエ・ウエスト(Kanye West)制作の”Talk About Our Love”で快調なスタートを切り、ティンバランド(Timbaland)等も脇を固める内容で評価も上々。しかしこの曲以外のヒットを飛ばすことができず、数年の雌伏を強いられることに。

Epic Sonyへのレーベル移籍、交通事故(加害者として訴追されかけるも無罪に)などを経た2008年に待望のアルバム”Human”を発表(日本盤は2009年発売)。