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Ja Rule

ジャ・ルール

クイーンズからの新世代MCのデビューアルバム”Venni Vetti Vecci”(’99)が全米を一気に席巻するきっかけになったのは、凄まじい程にラジオ / クラブでヒットしたジェイ・Z(Jay-Z)の”Can I Get A…”(’98)への客演、続く自身のアルバムからのファーストシングル”Holla Holla”のクラブ大ヒットだった。特徴のある少ししゃがれ気味な声と、その印象を和らげるメロディを持った聴きやすいフロウ。「彼は来た、彼は見た、彼は勝ち取った」という意味のタイトルどおりにヒップホップ / R&Bチャートのトップを勝ち取り、アルバムはプラチナムセールスを記録。

その後はクリスティーナ・ミリアン(Christina Milan)をフィーチャーした”Between Me and You”(’00)、”Put It On Me”(’01)と立て続けに大ヒットを飛ばし、2ndアルバムのセールスもビルボード総合チャート1位を獲得。誰もが認めるトップスターへと階段を上り詰めた。止まらぬ勢いは、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)の”I’m Real Remix”(’01)に参加する事でさらに加速。シングルチャートを制覇すると、その直前にリリースした3rdアルバム”Pain is Love”もセールスを伸ばし、ケイス(Case)をフィーチャーして、スティービー・ワンダー(Stevie Wonder)の”Do I Do”を拝借した”Livin’ It Up”のヒットを皮切りに、アシャンティ(Ashanti)をフィーチャーした”Always on Time”も大ヒット。

翌年には再度ジェニファーとの共演を果たした”Ain’t It Funny”が再びチャートを制覇。メアリー・J(Mary J. Blige)のシングル”Rainy Dayz”にゲスト参加し、アーヴ・ゴッティ(Irv Gotti)のリリースしたレーベルコンピレーション”Irv Gotti Presents The Inc.”からのカット”Down 4 U”もヘヴィープレイされ、2年でクラシック作品を非常に多く残した。この年の暮れにリリースされた4thアルバム”The Last Temptation”もボビー・ブラウン(Bobby Brown)とのカット”Thug Lovin’”等が話題になるが、中でもアシャンティとのレーベルコンビで収録した”Mesmerize”が大ヒット。ザ・インクのレーベルとしての存在もそのピークに達しようとしていたが、2000年以降に悪化の一途を辿っていた50セント(50 Cent)とのビーフが非常に危険な状況にまで達していた為、アーヴがジャ・ルールの短期活動中止を発表した。

結局約1年程度の間隔をあけた後、2003年の後半にヒットシングル”Clap Back”と5thアルバム”Blood In My Eye”で復帰。”Clap Back”はまたもや50セントとのビーフを再燃させるバトルソングで、結果的にまたもや状況は悪化した。アルバム自体のセールスはピーク時程伸びてはいないが、2004年内には早くも6thアルバム”R.U.L.E.”のリリースを予定しており、アシャンティのフロアバンガーシングル”TURN IT UP”もすでにヘビープレイ中。シーンの頂上を再度狙っている。