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G-Unit

G-ユニット

50セント(50 Cent)を中心にロイド・バンクス(Lloyd Banks)、トニー・イエイヨー(Tony Yayo)らで結成されたクルー。2008年に2作目『T.O.S: Terminate On Sight』をリリース後は活動が停滞していたが、2014年に再始動。2014年現在のメンバーは、50セント、ロイド・バンクス、トニー・イエイヨー、ヤング・バック(Young Buck)、キッド・キッド(Kid Kid)の5人。一時ザ・ゲーム(The Game)も在籍していたことで知られる。

2003年、50セントが『Get Rich or Die Tryin’』で大成功を収めたことにより、自身のレーベル G-Unit Recordsの創設が認められる。これを受けて、元々『50 Cent Is The Future』などのミックステープを中心に活動していたG-ユニットがメジャー・フィールドで本格稼働。50セントの“P.I.M.P.”シングルに参加し、“8 More Miles”でお披露目された。同年11月にDr. ドレー(Dr. Dre)、スコット・ストーチ(Scott Storch)、エミネム(Eminem)やハイ・テック(Hi-Tek)、ノーI.D.(NO I.D.)らがサポートしたフル・アルバム『Beg for Mercy』でデビュー。発売直前にトニー・イエイヨーが逮捕され、急きょヤング・バックがメンバー入りするなどのトラブルもあったが、“Stunt 101”や“Poppin’ Them Thangs”、“Smile”に“Wanna Get to Know You”等のヒットを飛ばし、最終的にはアメリカで500万枚を超えるセールスを記録。50は、『Get Rich or Die Tryin’』の成功からわずか9ヶ月後に新たなヒット・アルバムを生み出したことになる。

翌2004年にはロイド・バンクスが『The Hunger For More』でソロ・デビュー、全米チャート初登場1位を獲得し、アメリカでミリオン・セラーを記録。ヤング・バックもソロ新作『Straight Outta Cashville』をG-Unit Recordsからリリースしてメジャー・デビュー、全米チャート初登場3位に入るなどクルー全体で勢いを見せる。一方で、2004年にG-Unit Recordsと契約したザ・ゲームは、当初ドレーや、Interscope Records会長のジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)によって、当時新人だったザ・ゲームを売りだすためG-ユニット入りが図られるも、ザ・ゲームが50セントと対立。ザ・ゲームがデビュー・アルバム『The Documentary』をリリースした翌年の2006年に正式にG-Unit Recordsとの契約が終了している。

その後も、2005年に50セントが『The Massacre』を大ヒットさせ、映画『ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン』もサウンドトラックと共に成功、また同年にトニー・イエイヨーが『Thoughts Of A Predicate Felon』でソロ・デビュー、2006年にロイド・バンクスがソロ2作目『Rotten Apple』、2007年にヤング・バックがメジャー2作目『Buck The World』を出すなどメンバーがそれぞれ活発に活動。しかし今度はヤング・バックが50セントらと対立し、2008年にG-ユニットのメンバーから除外されたと50セントによって発表された(G-Unit Recordsとの契約は存続しているとされた)。同年7月にはG-ユニットとしての2作目となるは『T.O.S: Terminate On Sight』が発売されたが、全米チャート初登場4位と以前ほどの勢いをやや失った格好となった。

50セントは2009年に『Before I Self Destruct』をリリースして以降、Interscopeやジミー・アイオヴィンとの確執がたびたび明らかになり、そうした影響もあってか、G-ユニットはしばらく沈黙することとなる。だが、2014年1月に50セントはInterscopeとの契約を解消したと発表、新たにG-Unit RecordsとCaroline Recordsの提携をアナウンスし、同年6月に久々の新作『Animal Ambition』をリリース。この新作のプロモーションとして、発売直前の6月1日に行われたラジオ局主催のライブ・イベント〈Hot 97 Summer Jam〉に出演した際に、ロイド・バンクス、トニー・イエイヨー、ヤング・バックを迎えてG-ユニットのサプライズ再結成を敢行した。その後、G-Unit Records所属のキッド・キッド(Kidd Kidd)を新たにメンバーに加えた形でG-ユニット名義の新曲を発表するなど本格的に活動を再開し、同年8月25日にEP『The Beauty Of Independence』を突然リリースしている。