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Ghostface

Ghostface

ゴーストフェイス

ゴーストフェイス(Ghostface)、またはゴーストフェイス・キラー(Ghostface Killah)別名Tony Starksは、ウータン・クラン(Wu-tang Clan)の一員としてアルバム”Enter the Wu-tang”でデビューしたベテランMC。

90年代を代表する傑作であるこのアルバムの冒頭を飾る”Bring da Ruckas”で記念すべき第一声を発している彼は、メンバーの中でも特に熱いフロウの持ち主と知られる。ウータンの各メンバーがリーダーRZAのハードコアでラフな作風をメインにソロデビューを果たしていく中で、彼の作品は特にソウルフルなネタ使いを特徴としている。果てはソウルの名曲をそのまま流した上にラップしたものを自作曲として発表するなど、そのやりたい放題ぶりに愛情を持つファンも多い。

そのスタイルはソロデビュー作”Ironman”(1995)で既に確立されていたが、2作目の”Supreme Clientele”(1999)、3作目”Bulletproof Wallet”(2000)を経るにつれよりパーティよりなサウンドにを打ち出すようになり、”The Pretty Tony Album”(2004)ではその路線をさらに突き進めている。

その精力的な活動は停滞することを知らず、2005年にはトライフ・ダ・ゴッド(Triofe Da God)や息子サン・ゴッド(Sun God)ら若手MCを集めたセオドア・ユニット(Theodore Unit)名義でアルバム”718″をリリース。そのラップだけでなく周囲を育てる「熱さ」の持ち主であることを実証。またソロでも2006年には”Fishscale”、”More Fish”と1年で2枚ものアルバムをリリース。さすがに後者のセールスは落ち込んだが、意に介さず翌年も”Big Doe Rehab”を発表。こちらもウータン・クラン再結成アルバム”8 Diagrams”とリリース時期が重なったために話題には乏しかったがいずれの作品でも男くさい「熱さ」とそれを引き立たせるソウルフルなサウンドを抽出。

特に共演することの多いレイクウォン(Raekwon the Chef)の作品など、ウータンのメンバー関連作はもちろん、R&B作品でも印象的な客演作品を残している。

(photo by JulioEnriquez)