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BROCKHAMPTON

BROCKHAMPTON

ブロックハンプトン

オッド・フューチャー(Odd Future)らと比較される西海岸の人種混合ヒップホップ~R&B集団。本人たちはグループやコレクティヴではなく「ボーイ・バンド」(日本で言うところのボーイズ・グループ)だと自称しており、ネット掲示板でメンバーを募集したからか「インターネット最初のボーイ・バンド」と自称している。

ケヴィン・アブストラクト(Kevin Abstract)を中心に、複数のボーカル、DJ/プロデューサー、ミュージシャン、さらにはデザイナーらで構成されている。ソロでも活躍できる複数の才能を抱え、西海岸のユース・カルチャーが反映された世界観とコメディ・テイストの映像、若さ溢れるエナジーと、一方で時に成熟したメロウなサウンドを聞かせる点などがオッド・フューチャーあたりと比較されるところだが、音楽的にはアウトキャスト(Outkast)やグッディ・モブ(Goodie Mob)らと比較されることも多い。

ブロックハンプトンは、2014年に『MTV1987』を発表していたテキサス出身のケヴィン・アブストラクトが、自身のグループであるアライヴシンスフォーエヴァー(AliveSinceForever)が2014年末に解散したのを機に、新たにメンバーを募って誕生した。2015年1月にはデビュー曲“I Bet”を発表し、「ブロックハンプトンはありがちなラップ・コレクティヴではない」の謳い文句と共に活動をスタートさせている。また、同年8月にはFool’s Gold Recordsから“Dirt”を発表した。

2016年に、曲ごとに個々のメンバーに焦点を当てたデビュー・ミックステープ『All-American Trash』を発表。そして2017年は、6月に『SATURATION』、8月に『SATURATION II』、12月に『SATURATION III』と連続リリースし、『SATURATION』からはメロウ・チューン“FACE”がジャイルス・ピーターソン主宰の〈Worldwide Awards〉でトラック・オブ・ザ・イヤー候補に。だが特に、『SATURATION II』で高い評価を受け、Stereogumの年間ベストで11位に選ばれたのを始め、Highsnobietyで年間14位、New York Daily Newsで年間25位、Consequence of Soundで年間34位に。さらにOkayplayerも「今年(2017年)もっとも見過ごされたアルバム」で8位に選ぶなど話題になった。

こうした活躍により、2018年3月にRCA Recordsとのメジャー契約を手にしたことが発表された。3年間でアルバム6枚となるこの契約は、一部では1500万ドル=およそ16億円の価値があるとも報じられるほどのビッグディールで大きな話題となり、6月にリリース予定とされたメジャー・デビュー作『Puppy』への期待を高めた。しかし、ボーカルのひとりであるアミーア・ヴァン(Ameer Vann)が元恋人たちから性的暴行等で訴えられた影響で、『Puppy』は発売延期に。最終的に2018年5月、アミーア・ヴァンが性的暴行は否定しつつも、精神的、言葉によるDVは認めた形で、グループを脱退。決定していたいくつかの音楽フェスティバル出演などもキャンセルされた。

同年6月に、TV番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』への出演で活動を再開。ジャズミン・サリヴァン(Jazmine Sullivan)、サーペントウィズフィート(serpentwithfeet)らをコーラスに迎えて未発表曲“Tonya”を披露し、メジャー・デビュー作『The Best Years Of Our Lives』を準備中であることがアナウンスされた。