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Ravyn Lenae

Ravyn Lenae

レイヴン・レネー

ノーネーム(Noname)の傑作『Telefone』やスミーノ(Smino)『blkswn』などへの参加で知られるシカゴの新進女性R&Bシンガー。スミーノやマンティ・ブッカー(Monte Booker)らを擁するコレクティヴ=Zero Fatigueの一員でもある。フルネームはレイヴン・レネー・ワシントン(Ravyn Lenae Washington)。

1999年生まれ。イリノイ州シカゴのサウスサイドで生まれ育ち、シカゴの教会 Pullman Christian Reformed Churchで30年間牧師として務めた祖父を持つことから幼少期から教会で歌い始めたほか、ギターやピアノを学ぶ。教師の勧めで10代から作詞作曲を始めるようになり、本格的にミュージシャンの道を志すことに。

シカゴ芸術高校(Chicago High School for the Arts)に進学した彼女は、2015年、まだ16歳の時に、学校の後に働いて貯めた300ドル(およそ3万円)でスタジオを借り、初めて“Greetings”という曲をレコーディングする。そして当時19歳だったシカゴの若手プロデューサー、マンティ・ブッカーと知り合い、マンティ・ブッカーが半数以上をプロデュースしたデビューEP『Moon Shoes』を2015年8月に無料で公開した。同作は好評を得、後にイリノイ州フロスモアのインディ・レーベル Three Twenty Three Music Group (323 Music Group)からボーナストラックを加えて商業リリースされた。

また『Moon Shoes』を発表直後には、マンティ・ブッカーがSoulectionのホワイトレーベルから10月にリリースしたEPの最後を飾る“Baby”という曲に参加。同曲には、マンティ・ブッカーも所属していたシカゴのコレクティヴ、Zero Fatigueの一員であり、当時セントルイスからシカゴに拠点を移したばかりであったスミーノも参加していた。『Moon Shoes』の好評や、マンティ・ブッカー、スミーノらとのコラボレーションが注目され、2016年1月にはBBC Radio 1でアニー・マックによる注目すべき新人を取り上げたリスト「New Names」に選出された。そしてAtlantic Recordsとのメジャー契約を獲得し、7月にはThree Twenty Three Music/Atlanticより『Moon Shoes』が商業リリースされた。

この2016年には、BillboardやPitchfork、NPRなど様々な音楽メディアから2016年の年間ベスト・ランキングに選出されるなど絶賛されたノーネームのデビュー・プロジェクト『Telefone』や、チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)作品への参加で知られるサバ(Saba)の商業リリースとしては初のフル・アルバムとなる『Bucker List Project』を始め、ミック・ジェンキンス(Mick Jenkins)のデビュー・アルバム『The Healing Component』、マンティ・ブッカーの“May”といったシカゴ新世代の注目作に次々と参加し、さらに脚光を浴びていく。

2017年1月から3月にはノーネームの3月にはツアーに参加したほか、3月にはマンティ・ブッカーに加えてカーター・ラング(Carter Lang)も制作で参加したEP『Midnight Moonlight』を発表。また米Rolling Stone誌による「この3月に注目すべきアーティスト10組」に選ばれたのに加え、同3月には〈SXSW〉(サウス・バイ・サウスウェスト)に出演を果たし、加えてゲスト参加したスミーノのデビュー・アルバム『blkswn』も発表された。『blkswn』はBETやOkayplayerの年間ベストにも選出されるなど高く評価されている。また同年夏にはシカゴ芸術高校を卒業し、8月から12月まで行われたSZAの〈Crtl Tour〉にスミーノと共にオープニング・アクトとして同行した。

2017年12月には、Twitterを通して連絡が来たというジ・インターネット(The Internet)のスティーヴ・レイシー(Steve Lacy)がプロデュースした新曲“Sticky”を発表。2018年2月に、スティーヴ・レイシー全面プロデュースのEP『Crush』を発表した。