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Mura Masa

ムラ・マサ

イギリスを拠点とし、エイサップ・ロッキー(A$AP Rocky)との“Love$ick”がヒットを記録したことで知られるエレクトロ系プロデューサー/DJ。デビュー・アルバム『Mura Masa』は第60回グラミー賞候補になっている。

1996年生まれ、本名はアレックス・クロッサン(Alex Crossan)。マット・ル・ティシエなどが生まれ育った、イギリスの王室属領であるガーンジー島出身。元々は地元でパンクやメタルのバンドで活動していたが、ジェイムス・ブレイク(James Blake)やハドソン・モホーク(Hudson Mohawke)、カシミア・キャット(Cashmere Cat)、フルーム(Flume)といったエレクトロ系アーティストを知り、これに触発され、16歳から自分でもビートを作るようになった。ナイフのように尖った音楽を作りたいと考えたことから、妖刀の伝説でも知られる刀工の村正の名をアーティスト名にしたという。

2014年に尺八の音色をフィーチャーした“Lotus Eater”を発表すると、英BBC Radio 1の人気DJたちがこぞってプレイするようになり、注目を集めるように。2015年には、ベルリン/ケルンを拠点とする気鋭レーベル Jakarta RecordsからEP『Someday Somewhere』を発表。ネイオ(NAO)参加の“Firefly”が話題となり、彼の自主レーベル Anchor Point Recordsと、英Polydor Recordsおよび米Interscope Recordsのパートナー契約が結ばれた。

2016年1月には、これからの活躍が期待される若手を選ぶ英BBC放送による恒例企画〈Sounds Of〉の2016年版で5位に選出。そして同年9月にエイサップ・ロッキーをゲストに迎えた“Love$ick”をリリースし、Spotifyのバイラル・チャートにおいて、イギリスだけでなくアメリカでも首位になる話題を巻き起こし、米Billboard誌も2017年の注目すべきダンス系アーティストとしてムラ・マサをピックアップするなど反響を呼んだ。

当初、デビュー・アルバムは『To Fall Out Of Love To』というタイトルで2016年初頭にリリース予定だったが、完成の遅れなどもあり、『Mura Masa』というタイトルで2017年7月に発売となった。エイサップ・ロッキー、ネイオの他、デザイナー(Desiigner)、チャーリー・XCX(Charlie XCX)、ジェイミー・リデル(Jamie Lidell)、A.K.ポール(A. K. Paul)、デーモン・アルバーン(Damon Albarn)といった多彩な顔ぶれを迎えた『Mura Masa』はフューチャーベースからトラップ、R&B、さらにはミネアポリス・ファンクまで、幅広い音楽性を聞かせる作品に。同作は、2018年1月に授賞式が開かれる第60回グラミー賞で最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバム部門と最優秀レコーディング・パッケージ部門でノミネートを受けている。

またプロデューサーとして、グライム作品として史上初の全英1位獲得となったストームジー(Stormzy)『Gang Signs & Prayer』に参加しているほか、ボンザイ(bonzai)、エルエイ(ELHAE)なども手がけている。