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Jamila Woods

Jamila Woods

ジャミーラ・ウッズ

チャンス・ザ・ラッパー(Chance the Rapper)とのコラボレーションなどで知られるシカゴの女性ソウル・シンガー/詩人。以前はオーウェン・ヒル(Owen Hill)と共にミロ&オーティス(Milo & Otis)ことM&Oというデュオの「ミロ」として活動していた。

シカゴ南部生まれ。ロードアイランド州のブラウン大学の1年生の時に、マルチ奏者のオーウェン・ヒルと出会い、ミロ&オーティスを結成。このグループ名は、畑正憲が監督・脚本を手がけた86年の日本映画『子猫物語』に由来するもの(※この映画は、英語版では子猫のチャトランがミロ、犬のプー助がオーティスという名前に改められており、英題も『The Adventure of Milo & Otis』)。ライブ活動を続けながら音楽活動を続け、シカゴに移って2012年5月にデビュー・アルバム『The Joy』をリリース。「アドベンジャー・ソウル」を謳う彼らは、このデビュー作で早くも高い評価を得た。またこの時すでに、チャンス・ザ・ラッパーや、ダニー・トランペット(Donnie Trumpet)ことニコ・シーガル(Nico Segal)らとコラボレーションしている。また、『The Joy』と同じ2012年5月には、オーウェン・ヒルがサウンドを手がける形で詩の朗読アルバム『The Truth About Dolls』をジャミーラ・ウッズ名義で発表してもいる。

同名のEDMデュオがいたためか、グループ名をミロ&オーティスからM&Oに改め、2014年4月に2作目のアルバム『Almost Us』をリリース。こちらにもダニー・トランペットが参加している。

エリカ・バドゥを彷彿とさせる歌声を持ち、歌手として以前から高く評価されていたミロことジャミーラ・ウッズは、サーバ(Saba)のミックステープ『Comfort Zone』などシカゴ勢の作品にゲスト・シンガーとして参加。2015年にはダニー・トランペット&ソーシャル・エクスペリメント(Donnie Trumpet & The Social Experiment)の『SURF』に“Sunday Candy”などで参加し、同年末にチャンス・ザ・ラッパーがソーシャル・エクスペリメントらと共に『Saturday Night Live』に出演した際にもその美声を響かせた。

そして2016年には後にグラミー賞に輝くチャンス・ザ・ラッパー『Coloring Book』を始め、マックルモア&ライアン・ルイス(Macklemore & Ryan Lewis)“White Privilege II”などに参加し、さらに知名度を上げる中、同年7月に、ソロ・デビュー・アルバムとなる『HEAVN』を発表した。チャンス・ザ・ラッパー、サーバ、ノーネーム(Noname)、ソーシャル・エクスペリメントのダニー・トランペットやピーター・コットンテイル(Peter Cottontale)などシカゴ周辺のアーティスト/ミュージシャンたちが集結した同作は、当初フリー・ダウンロードで発表され、NPRの2016年の年間ベスト・アルバム選で27位となったほか、米Esquire誌(24位)、Consequence of Sound(26位)、Pitchfork(36位)など様々なメディアのベスト・アルバム・ランキングに登場。Okayplayerによる2016年のベスト・アルバム16においてもチャンス・ザ・ラッパー『Coloring Book』やノーネーム『Telefone』などと並んで取り上げられた。

この高い評価を受けて、米インディ・レーベルのJagjaguwarからオファーを受け、『HEAVN』は2017年8月に正式に商業リリースされた。