bmr

bmr>ARTIST db>Dua Lipa

ARTIST db

Dua Lipa

Dua Lipa

デュア・リパ

2017年に“New Rules”が全英チャート1位を獲得後、アメリカでも2018年に全米チャート最高6位まで上昇する大ヒットとなり、「2017年のイギリスにおいてSpotifyでもっとも再生された女性アーティスト」にもなったロンドンの新進女性ポップ・シンガー。アルバニア系の血を引く。

1995年、ロンドン生まれ。両親はコソボ共和国出身のアルバニア人で、80年末から始まったコソボ紛争から逃れるために首都プリシュティナからイギリスはロンドンへと90年代前半に亡命したという。10代前半の2008年には一時、コソボへと家族で移り住んだ。ロック系シンガーである父親デュカジン・リパの影響もあって、幼いころから歌手を志していたこともあり、2010年頃、15歳でロンドンへ帰国。その美貌を生かして、モデルとしても活動を始めた。2013年には、人気オーディション番組『X-Factor』のTV CMに起用され、シスター・スレッジの“Lost In Music”を歌う若かりし頃の彼女がフィーチャーされていた

19歳でWarner Bros. Music UKとの契約を獲得し、2015年8月にエミール・ヘイニー(Emile Haynie)らのプロデュースによる“New Love”でデビュー。同年10月にはディジタル・ファーム・アニマルズ(Digital Farm Animals)らのプロデュースによる“Be The One”を発表した。同年末には、英BBCによる注目の新人を取り上げる企画「Sound of 2016」のロングリスト入りを果たしたが、上位5位には入れなかった。2016年5月に発表した“Hotter Than Hell”が全英チャート最高15位まで上昇するヒットとなったのに続き、同8月に発表した“Blow Your Mind (Mwah)”で自身初の全米チャート入りも果たす(最高72位)。同年末にはショーン・ポール(Sean Paul)の“No Lie”にフィーチャーされた。

そして2017年には、マーティン・ギャリックス(Martin Garrix)とのコラボレーションとなった“Scared To Be Lonely”が世界的なヒットとなったのに続き、年明けから2015年に発表していた“Be The One”が全英チャートで上昇し、2月には最高9位を記録。ゲスト参加したショーン・ポール“No Lie”も最高10位まで上昇した。そしてこの勢いに乗り、6月にはデビュー・アルバム『Dua Lipa』を発表。全英チャートで初登場5位となる。

翌7月にはアルバムからイアン・カークパトリック(Ian Kirkpatrick)のプロデュースによる“New Rules”をシングル・カット。流行のトロピカル・ハウスやアフロ・カリビアンを通過したダンス・ポップな音楽性に加え、女性たちとのダンスなどが独特の雰囲気をもたらしているミュージック・ビデオが大きな反響を呼び、チャートイン6週目の8月に全英チャート1位まで上昇した。女性ソロ・アーティストによる全英1位獲得は、アデルの“Hello”以来、およそ2年ぶりのことだった。同曲は、アイルランドで通算8週1位となるなど欧州を中心に大ヒットを記録する。また11月には、東京を拠点とする日本人プロデューサーのInitial Talkが非公式で制作した80s風リミックスが、80年代の『ミス・ティーン・カナダ・コンテスト』の映像と組み合わせたビデオと共に大反響を起こし、FADERを始め米Billboard誌、OUT、Buzzfeedなど数々の海外メディアがピックアップ、11月24日のブラックフライデーにオフィシャル・リミックスとして正式に発売された

また“New Rules”は、全米シングル・チャートでも10月末に自身初となるトップ40入りを果たし、2018年2月に最高6位まで上昇。2017年末に発表されたTIME誌の年間ベスト・ソング・ランキングで1位に選出されるなど、名実ともに自身の代表的ヒットとなる。またこの2月には、イギリスの音楽賞〈Brit Awards〉の授賞式が開かれ、最多5部門でノミネートされていたデュア・リパは、最優秀女性ソロ・アーティストと、新人賞にあたるブレイクスルー・アーティストの2冠に。この影響で、デビュー・アルバム『Dua Lipa』は全英チャート3位まで上昇し、最高位を更新している。

2017年12月にはSpotifyが、「2017年のイギリスにおいてSpotifyでもっとも再生された女性アーティスト」だったことが発表された。