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Gabriel Garzón-Montano

Gabriel Garzón-Montano

ガブリエル・ガルソン・モンターノ

2013年に発表した“6 8”が、ドレイク(Drake)の2015年のヒット作『If You’re Reading This It’s Too Late』に収録されている“Jungle”でサンプリングされたことで知られるニューヨークの新鋭シンガー・ソングライター/プロデューサー。

南米コロンビア出身の父と、フランス出身の母のもとに生まれ、ニューヨークで育つ。母は、『めぐりあう時間たち』など映画音楽でも知られる現代音楽の巨匠フィリップ・グラス(Philip Glass)のツアーにも参加したプロの歌手アレクサンドラ・モンターノ(Alexandra Montano)。父方の叔父に、1999年に暗殺されたコロンビアのコメディアン/TVタレント/ジャーナリスト/平和活動家ハイメ・ガルソン(Jaime Garzón)がいる。

プロの歌手である母の影響もあって幼い頃から音楽学校に通い、ヴァイオリン、ギター、ドラム、ピアノなど多数の楽器を学ぶ。一時はニルヴァーナ(Nirvana)の故カート・コベイン(Kurt Cobain)の影響を受けていたが、その後プリンス(Prince)の“If I Was Your Girlfriend”を知ってブラック・ミュージックの魅力に取り憑かれ、R&B、ソウル、ヒップホップを聴くようになった。ニューヨーク州立大学パーチェス校で作曲科に進学し、同級生たちと11人組編成の大所帯ファンク・バンド=Mokaadを結成。本格的に音楽活動をスタートさせる。2012年には、レニー・クラヴィッツ(Lennt Kravitz)を長年に渡って支えたベテラン・エンジニアのヘンリー・ヒルシュ(Henry Hirsch)がマスタリングを担当したデビューEP『Booty』をリリースした。

その後ヘンリーからソロを勧められ、ヘンリーのニューヨークのスタジオ[Waterfront Studios]でソロ作のレコーディングを開始。ガブリエルが全ての演奏を担当し、テープで録音するアナログ志向のレコーディングでデビューEP『Bishouné: Alma del Huila』を完成させた。当初は6曲の無料EPとしてインターネット上にアップロードされ、これが口コミで話題を呼び、ニューヨークのインディ・レーベル Styles Upon Styles Recordsからヴァイナルで発売しないかとオファーを受け、2014年2月にヴァイナル盤とデジタル配信で正式に発売された。『Bishouné: Alma del Huila』が正式にリリースされると、ニューヨークのレコード店でメイヤー・ホーソーン(Mayer Hawthorne)がヴァイナルを“発掘”、これをきっかけにメイヤーのマネジメント・チームからのサポートを受けるようになる。

また、マンハッタンのシュタイナー学校で同級生だったゾーイ・クラヴィッツ(Zoey Kravitz)が父レニー・クラヴィッツをガブリエルのコンサート会場まで連れて行ったことがきっかけで、レニーに才能を認められ、2014年秋から行われた欧州ツアーで前座を担当。同ツアー中には世界的に影響力を持つ音楽セレクターにしてDJ、ジャイルス・ピーターソン(Giles Peterson)とも出会い、ジャイルスが注目の才能として取り上げるなど、一躍脚光を集めるようになる。さらに、ゾーイ・クラヴィッツが友人のドレイクに音源を聞かせたことがきっかけで、レニーの欧州ツアー中にドレイクのチームから、『Bishouné: Alma del Huila』の冒頭を飾る“6 8”をサンプリングしたいと許諾の打診を受ける。そして翌2015年の2月、ドレイクが『If You’re Reading This It’s Too Late』をサプライズ・リリースすると、先行公開されたビジュアルで使われた“Jungle”で彼の“6 8”がサンプリングされているということで、ガブリエル・ガルソン・モンターノの名前はさらに注目を集めるようになる。そして新たなリミックスを追加したデラックス版の形態で『Bishouné: Alma del Huila』が再リリースされ、日本でも同年、国内盤が発売された。

2016年には、Atlantic Recordsから発売される、アイス・キューブ(Ice Cube)主演映画『Barbershop: The Next Cut』のサウンドトラックに、『Bishouné: Alma del Huila』から“Everything Is Everything”が収録された。