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Kaytranada

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ケイトラナダ

ケイトラナダ(ケイトラナーダ)はカナダのプロデューサー/DJ。R&B、ネオ・ソウルからディラ以降のヒップホップ、果てはダンス・ミュージックまで幅広いプロダクションを得意とし、ケンドリック・ラマー、ジ・インターネット、アンダーソン・パーク、クレイグ・デイヴィッド、メアリー・J.ブライジなど数々のアーティストを手がける。

1992年生まれ、本名はルイス・ケヴィン・セレスティン(Louis Kevin Celestin)。ハイチ共和国の首都ポルトープランスで生まれたが、生後まもなく家族がカナダ東部のケベック州モントリオールに移っており、モントオールで育った。姉たちが90年代のR&Bやヒップホップのビデオを撮ったVHSを多く持っており、その影響もあって音楽に興味を持つようになり、弟のルー・フェルプス(Lou Phelps)ことルイス・フィリップ・セレスティン(Louis-Philippe Celestin)に音楽制作ソフトウェアのFL Studioを教えてもらったことで、2006年、14歳の頃から音楽制作を始めた。ディラ(Dilla)やマッドリブ(Madlib)、ア・トライブ・コールド・クエスト(A Tribe Called Quest)などを自身のプロダクションの影響源に挙げている。

トラップ・サウンドなどで知られるシカゴのデュオ=フロストラダマス(Flosstradamus)に衝撃を受けたことから、当初はケイトラダマス(Kaytradamus)名義で活動をスタート。2010年から2012年頃までケイトラダマスとして活動したが、よりオリジナルな存在になりたいと考えて改名を決意。自分の育った「カナダ」や、nothingなどを意味する「nada」などにかけてケイトラナダに名前を改めた。

そしてsoundcloudなどインターネット上に発表したブートレグ・リミックスで徐々に注目を集めるようになり、特にジャネット・ジャクソン(Janet Jackson)の“If”、エリカ・バドゥ(Erykah Badu)の“Love Of My Life”、ティードラ・モーゼス(Teedra Moses)“Be Your Girl”などR&Bのリミックスが人気を博した。こうしたリミックス人気がきっかけとなってプロデューサーとしてのオファーが増えるようになり、2014年にはモブ・ディープ(Mobb Deep)『The Infamous Mobb Deep』収録の“My Block”や、ゴールドリンク(GoldLink)『The God Complex』収録の“Sober Thoughts”、ヴィック・メンサ(Vic Mensa)『Hot New Joints 2014, Vol. 1』収録の“Wimme Nah”などを手がけ、同年5月にXL Recordingsとのアーティスト契約も発表された。ティードラ・モーゼスの“Be Your Girl”のリミックスは後に、2018年5月から正式なリミックスとして配信リリースもされた。

以降も、ジ・インターネット(The Internet)の最新作『Ego Death』からのリード・シングル“Girl”や、アンダーソン・パークの話題作『Malibu』収録曲を始め、タリブ・クウェリ(Talib Kweli)、ミック・ジェンキンス(Mick Jenkins)、ローム・フォーチュン(Rome Fortune)、トーキオ(Towkio)など数々のアーティストを手がけた後、2016年5月に、延期を繰り返した待望のデビュー・アルバム『99.9%』が発売された。アンダーソン・パーク(Anderson .Paak)、ジ・インターネットのシド(Syd)、ゴールドリンクや、クレイグ・デイヴィッド(Craig David)、リトル・ドラゴン(Little Dragon)、アルーナジョージ(AlunaGeorge)、フォンテ(Phonte)らも参加した同作は、NMEの年間ベストで5位に選ばれるなど高く評価され、また、翌年には「カナダのグラミー賞」こと〈Juno Awards〉でエレクトロニック・アルバム・オブ・ザ・イヤーに輝いている。

デビュー・アルバム『99.9%』発売直前には、The FADERのインタビューで同性愛者であることを明かした